東京おりがみミュージアムブログ

浅草から約徒歩10分ほどの、墨田区本所にある日本折紙協内にある小さなおりがみミュージアムのブログです。

月刊おりがみ 2018年1月号 特集:戌年のお正月

特集 いぬ年のお正月



◆続 デイケアで折り紙~もっとやさしく~
第5回獅子舞 田中稔

新たな年を迎えるということで、今回は「獅子舞」を取り上げます。なにぶんとも獅子頭をどう折るかが最大の課題なのですが、「伝承のお家」から簡単に折り出すことができました。ただ「伝承のお家」を折る際に、従来の「二そう舟」の折り方では、谷折りくらいしかできなくなったお年寄りには難しく思えます。しかし手順を工夫すれば、自力で折ることができます。今回示した方法で折っていただいたところ、どなたも無理なく完成できました。始終折り紙をしている方には、まだるっこしいでしょうが、ここまで噛み砕くということが相当の高齢者になると必要になる訳です。
 体の方はこの通りでなくても、段折りや引き出し方など全く適当に折ってもかまわないと思いますが、一応かんたんな方法を示しておきました。
 意外に難しいのはコマ回しの紐ひもなのです。私が担当している特養ホームのお年寄りには、細かく糊のり止めをしていく作業はかなり難しいと思えました。そこで考えたのは講師が準備段階でする次の方法です。まず、糊と木工ボンドを半々に混ぜ、そこに同量の水を加えてよく混ぜたものの中に短く切った手芸用の紐をひたします。その後、取り出してクリアファイルの上でピンセットを使って形を整え、一晩乾かして固めます。糊ボンドは乾くと透明になり、クリアファイルから簡単にはがせます。はみ出て固まった部分をハサミで切り取れば完成です。これをセットの中に入れておいて仕上がった作品の上にボンドで止めることにしたのです。この方法は殊ことの外ほかうまくいきましたのでおすすめです。
 手の動きが衰えてきても、それに合わせられる作品があれば、いつまでも折り紙を楽しむことはできると思います。そのための教材研究が、ご高齢の生徒さんの教室を担当する講師には大切であると考えています。

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◆英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
将棋は縦横9マスずつの全部で81マスに分けられた盤に向かい合って、20個ずつの駒で陣を構え、一手ずつ駒を動かして敵陣の王を詰めるゲームです。駒には、「玉ぎょくしょう将または王おうしょう将」「飛ひしゃ車」「角かくぎょう行」「金きんしょう将」「銀ぎんしょう将」「桂けいま馬」「香きょうしゃ車」「歩ふひょう兵」の8種類があります。今、流行りなので作ってみました。(作者)
Shogi is a game playing on the board of 81 squares made of 9 by 9. Each
player holds 20 pieces of Shogi to protect his home and attack the enemy king
by moving one piece at a time. There are 8 types of pieces, “Gyokusho or Osho”,
“Hisha”, “Kakugyo”, “Kinsho”, “Ginsho”, “Keima”, “Kyosha”, and “Fuhyo”.
I made this model as Shogi is popular in these days. (Author)

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◆干支 戌いぬ年の色紙Origami picture for the year of the dog by Ms. Tomoko TANAKA
田中具子

絵馬は1980年ごろの創作で『197号』『223号』で紹介され、人気のある作品です。犬はもともと箸袋で折る犬として考えられていますので、和紙などの両面同色の紙で折ってください。9で5㎜ほど切りますが、切らないで折って、長ければ切るようにしましょう。

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土佐犬Tosa inu(Fighting dog in Tosa) by Mr. Yasuhiro SANO
佐野康博

この作品は人気が高く、発表以来ずっと教室などで折られてきました。④から「ぐらい折り」が多いので、形よくまとめましょう。化粧まわしや注しめ連飾りを工夫してつけると、より土佐犬らしくなります。

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ダックスフントDachshund by Mr. Yukihiko MATSUNO
松野幸彦

ダックスフントはドイツ語の犬の名前です。badger dog(アナグマの犬)という意味で、もともとはアナグマ猟のためにドイツで生まれた猟犬でした。長い胴と短い脚が特徴です。

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犬張子Inu hariko(dog toy) by Mr. Hiroshi KUMASAKA
熊坂浩

「ぶたの基本形」からの発展で、耳と背中がしっかり色分けされています。⑫は立体図で、紙の一部が斜めに浮きますが、折れば隠れるので気にしないこと。本体だけでもかわいらしいですが、前掛けと結びでいっそう見映えよく。前掛けは、ただの飾りではなく開き止めも兼ねています。

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◆お正月飾りDecoration for New Year by Ms. Ayako KAWATE
川手章子

おめでたい松竹梅に見立てた飾りを作ってみました。笹竹に松や花をさしこんで飾ります。立てることもできます。笹竹の下方の白いところに文字などを書き入れてもよいでしょう。(作者)

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◆おすわり犬、ハスキー犬Sitting dog and Siberian Husky by Mr. Yukihiko MATSUNO
松野幸彦

途中まで同じ折り方の「おすわり犬」と「ハスキー犬」です。どちらも平面的ですが、自立します。しっぽの折りや「ハスキー犬」の2などに「ぐらい折り」がありますので、表情の違いを楽しみましょう。

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◆鶴のポチ袋Small envelope with a crane by Ms. Masako FUTAWATARI
二渡昌子

『507号』で掲載していただいた「鶴の箸袋」を折っているときにヒントを得て作りました。少しギリギリですが、四つ折りのお札が入ります。(作者)

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◆着物わらべChild in Kimono by Ms. Hiromi TAKAGI
髙木ひろみ

こけし」や「姉様人形」のバリエーション作品です。袖が開いてしまうので、のりでとめてください。3:1の紙で折ると、髪と着物が同じ色になります。15cm角の千代紙を半分にして(15cm×7.5cm)にして、7.5cm角の黒い紙をつぎあわせて折るとよいでしょう。(作者)

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日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,160円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

【埼玉県】新春を飾る折り紙作品展 =それぞれの四季(第二部)=

【埼玉県】新春を飾る折り紙作品展 =それぞれの四季(第二部)=

日程:2018年1月3日(水)~11日(木)9:30~16:00
   ※会期中の休園日:1月4日、1月9日
会場:埼玉県川口市グリーンセンター 緑のアトリエ(電話:048-281-2319)
交通:JR川口駅東口バス7番のりばから「グリーンセンター前」で下車
内容:「朝日勇」と「サンフラワー折り紙友の会会員」のメルヘンおりがみの絵 約100点
入園料:大人310円、子ども(4歳から高校生)100円※高校生は学生証提示

※画像は2016年の展示会のものです

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【新刊書のご案内】「遊んで飾って使える折り紙~暮らしの小物から楽しいおもちゃまで」(曽根泰子 著、日貿出版社)

【新刊書のご案内】「遊んで飾って使える折り紙~暮らしの小物から楽しいおもちゃまで」(曽根泰子 著、日貿出版社)

定価:1600円+税(B5変・111頁)

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2018年1月講習会案内

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墨田区の東京おりがみミュージアム内(日本折紙協会)の講習室から2017年12月の講習案内です。毎月開催しております。ぜひご参加ください。日本折紙協会ホームページ内でも講習会のお知らせを紹介しております。合わせてご覧下さい。

講習室からのお知らせ - origami-noa

1月3日 水曜日 折り紙教室(市川 学先生)

オリジナル(創作)作品

日 時:毎月第1水曜日 13:30~15:30(13:00受付開始)

 内 容:花の冠

定 員:32名

講習費:2,000円/回  必要な場合のみ材料費別(当日支払い)

連絡先:市川 学

◆電話/FAX:043-276-3760   

◆携帯:090-9322-9637

◆Email:manabu@mx6.ttcn.ne.jp

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1月6日 土曜日 親子でおりがみ教室(石橋秀夫先生)

可愛い折り紙、楽しい折り紙、面白い折り紙、、折り紙の魅力をいっぱいご紹介致します。(オリジナル作品です!)

日 時:毎月第1土曜日・第2土曜日 14:00〜15:00(13:30受付開始) 

内 容:「わんこの折り皿」、もち風船

対 象:(未成年を含む)親子、家族

定 員:親子30名

 ※小学生3年生以上は子どもだけでの参加も可。ただし送迎は保護者でお願いいたします。

講習費:(未成年を含む)1家族 500円/回 材料費のみ(当日支払い)

連絡先:石橋秀夫 ◆携帯:090-3994-1026 

        または電話0476-33-6664  

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1月9日 火曜日 平織り講習(張替 亮子先生)

(4月〜)藤本修三さんの「あじさい」バリエーション(「平織り」作品ご希望の方はお申し出ください)

日 時:毎月第2火曜日 10:30AM~12:30PM (AM 10:00受付開始) 

      〃      13:30PM~15:30PM (PM 13:00受付開始)

内 容:あじさい井桁4輪

定 員:各15名

講習費:2,000円/回材料費込(当日支払い)

※午前午後両方を受講する場合は講習費計3,000円。午前と午後は同内容

連絡先:張替亮子◆電話:048-261-7241

        ◆携帯:090-5526-9348

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1月10日 水曜日 おりがみ教室(小宮 はじめ先生)

オリジナル(創作)作品

日 時:毎月第2水曜日 13:30~15:30(13:00受付開始)

内 容:ウミガメ

定 員:32名

講習費:2,500円/回 材料費500円込み(当日払い)

連絡先:小宮はじめ

◆携帯:090-2635-6705

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1月13日 土曜日 英語でおりがみ(沓名輝政先生)

教本を簡単な英語で講習(日本語説明あり)。国際交流の練習に。外国人参加者との交流も。

日 時:毎月第2土曜日 10:00〜11:00(9時30分受付開始) 

内 容:干支の犬とおもてなし箸袋(川崎敏和 作)

対 象:(未成年を含む)親子、家族

定 員:20名

講習費:2,000円/回+教本 1,500円 材料費のみ(当日支払い)

教本の川崎敏和著「博士の折り紙夢BOOK」は参加人数分を講師が用意

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連絡先:沓名輝政 ◆携帯:090-6010-2604 

        E-mail:kutsunaterumasa@gmail.com

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1月13日 土曜日 親子でおりがみ教室(石橋秀夫先生)

可愛い折り紙、楽しい折り紙、面白い折り紙、、折り紙の魅力をいっぱいご紹介致します。(オリジナル作品です!)

日 時:毎月第1土曜日・第2土曜日 14:00〜15:00(13:30受付開始) 

内 容:「わんこの折り皿」、もち風船

対 象:(未成年を含む)親子、家族

定 員:親子30名

 ※小学生3年生以上は子どもだけでの参加も可。ただし送迎は保護者でお願いいたします。

講習費:(未成年を含む)1家族 500円/回 材料費のみ(当日支払い)

連絡先:石橋秀夫 ◆携帯:090-3994-1026 

        または電話0476-33-6664  

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1月16日 火曜日 素材を楽しむ折り紙(鈴木 恵美子先生)

フランス人間国宝・扇作家、シルヴァン・ル・グエン氏の折り紙技法の作品発表を嬉しく見学。

日 時:毎月第3火曜日 10:30〜12:30(10:00受付開始)

内 容:壺

定 員:32名講習費:2,500円/回 材料費込み(当日支払い)

連絡先:鈴木恵美子◆電話/FAX:029-873-0484

         ◆携帯:090-9855-6247

         ◆Email:nqc38300@nifty.com

※ 事前の予約申込みが必要です。

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1月16日 火曜日 楽しいおはなし折り紙(鈴木 恵美子先生)

洋服とお揃いのマイアクセサリー。ネックレスは滋賀北部発祥作品のアレンジで用紙のカットと折り方を視覚障害の方でも簡単に出来るように変えました。

日 時:毎月第3火曜日 13:30~15:30(13:00受付開始) 

内 容:マイアクセサリー

定 員:32名講習費:2,000円/回 材料費込(当日支払い)

素材〜と両方参加する方は講習費が1,500円になります。

連絡先:鈴木恵美子◆電話/FAX:029-873-0484

         ◆携帯:090-9855-6247

         ◆Email:nqc38300@nifty.com

※ 事前の予約申込みが必要です。

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1月17日 水曜日 折り紙教室(中島 進先生)

東京スカイツリー、海外作品・オリジナル(創作)作品など

講 師:日本折紙協会理事・草加越谷支部長 中島 進先生

日 時:毎月第3水曜日 14:00~15:00(13:00受付開始)

内 容:オリンピックマーク

定 員:15名

講習費:2,000円/回 ほかに材料費300円程度(当日支払い)

連絡先:中島 進◆電話/FAX:048-936-0601

        ◆携帯:090-1434-7249

        ◆Email:origamicenter@hotmail.com

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1月19日 金曜日 四季折々(宮本 眞理子先生)

 

2018年1月は都合により休講します。

 

1月19日 金曜日 おりがみサロン(宮本 眞理子先生)

 

2018年1月は都合により休講します。

 

1月19日 金曜日 和紙の花ORIART(宮本 眞理子先生)

 

2018年1月は都合により休講します。

 

1月19日 土曜日 親子おりがみ教室(宮本 眞理子先生)  

2018年1月は都合により休講します。

 

 

1月24日 火曜日 おりがみドリーム(高山 鈴子先生)

伝統折り紙、千羽鶴折形、連鶴、オリジナル(創作)作品、布施智子さんの作品 他

日 時:毎月第1火曜日 13:30〜15:30 (13:00受付開始)

内 容:花器鶴(創作)

定 員:20名

講習費:2,000円/回  材料費込み(当日支払い)

連絡先:髙山鈴子◆携帯:080-5046-5849

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1月24日 水曜日 折り紙教室(山田 勝久先生)

オリジナル(創作)作品

日 時:毎月第4水曜日15:00~17:00 (14:30受付開始)

内 容:犬の折り紙1

定 員:20名

講習費:2,000円/回(ほかに材料費500円(箸袋テキスト)(当日支払い)

連絡先:山田勝久◆電話/FAX:046-288-3020

                     ◆携帯:080-2017-1328

                     ◆Email:katsuhisa_0428@yahoo.co.jp

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NOA Infomation ~ピロ・世界のお札折り紙展~

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このたび、お札折り紙作家、中島弘喜(ピロ)さんの展示会が大阪SAAにて行われることとなりました。

世界中の紙幣を使用したユニークな折り紙の数々。
新旧作品が一堂に並ぶ貴重な機会!
ご本人による「作品解説ミニツアー」「折り紙ワークショップ」やお札に関連したアイテムの販売もあるとのことです。

2月には東京にも巡回予定!?

是非、展示会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳しい情報は中島広喜(ピロ)さんWEB・SNSをご覧くださいませ。

【大阪】ピロ・世界のお札折り紙展 
WORLD MONEY ORIGAMI EXHIBITION IN OSAKA
◆日時:2018年1月12日(金)~21日(月)
◆営業時間:12:00 ~ 19:00  会期中休館日なし・入場無料
◆会場:SAA (http://www.saa-studio.com/posts/3391862?categoryIds=163211
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-16-32 E-BUILDING 1F

(地下鉄四つ橋線肥後橋駅9番出口より徒歩1分)

お札折り紙作家
中島 弘喜(ピロ)

◆ピロのお札折り紙 Facebookページ
https://www.facebook.com/piro.money.origami.works
◆ピロTwitter
https://twitter.com/ppppppaaaaaaaa
ターバン野口Twitter
https://twitter.com/turbannoguchi01
◆ピロインスタグラム
https://www.instagram.com/piro_money_origami/
◆ギャラリー龍屋、プロフィール等
http://www.t2y.info/exhibition01/4127.html

12月3日はカレンダーの日

日本で現在使用している太陽暦が採用されたのは1872年(明治5年)のこと。当時、政府は「来る12月3日を新暦太陽暦)の明治6年1月1日とする」と発表しました。それまで太陰太陽暦ですべてが動いていたのに、わずか23日後から暦が変わることになり、その混乱ぶりは想像以上のものだったようです。
しかし、この改暦は、太陽暦を採用している諸外国と外交上で足並みをそろえるため、そして日本が文明国家に仲間入りしたことを海外に広くアピールするための施行でもありました。その後の日本が文明国家として大きく成長したのはいうまでもありません。
ところが、社会は太陽暦にのっとって動いてはいましたが、大正、昭和に入るまで庶民の暮らしはまだまだ旧暦によるところが大きかったのです。たとえば、農村の種まきや祭礼日、親の命日などは旧暦通りに行われていました。1947年(昭和22年)の調査では「新旧暦を併用して使っている」と答えた人は、全国で44パーセントにものぼったとか。庶民の暮らしにいかに太陰太陽暦が浸透していたかを考えると、改暦当時の大混乱ぶりが想像できるでしょう。
ともあれ、日本国民に大きな衝撃を与えた1872年の改暦、この史実に基づき1988年(昭和63年)に全国団扇扇子カレンダー協議会によって、12月3日を「カレンダーの日」と定めました。
全国団扇扇子カレンダー協議会 ホームページより引用

 

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月刊おりがみ 2017年12月号 特集:クリスマスがやって来る!

特集 クリスマスがやって来る!

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◆続 デイケアで折り紙~もっとやさしく~
Origami workshop in the day care service 2nd series
第4回 クリスマスリース  田中 稔憲
Christmas wreath by Mr. Toshinori TANAKA

今回はクリスマスリースです。吊るしてそのまま飾れる作品です。どうしても色紙作品にしたい場合は、いつものサイズの大色紙(27cm × 24cm)に、単体15cm 角8 枚で作ったリースを貼るとよいでしょう。
 3 回折っただけで単体ができます。8 つ折っても24 回の谷折りでリースは完成します。ただし、やはり糊止めはした方がよいでしょう。さしこみ方をわかりやすくするために、さしこむポケットの部分に丸いシールを使いました。認知障害がすすんだ方でも、苦労なく作ることができるでしょう。なお、シールは作例では直径3cm の大きなシールを使っていますが、なければもう少し小さくてもよいと思います。 
 リボンはすでによく知られている伝承作品にちょっと手を加えただけでクリスマスリボンになります。B は単体を赤と緑のクリスマスカラーを交互にさしこんで作りました。この場合はリボンを金色にするのがよいでしょう。全部を緑色で折った場合は、D のようにリボンを赤にするのがおすすめです(このページは白黒なので、口絵でご確認ください)。
 私がとくに使いたい紙がクリスマス模様の包装紙です。季節になるといろんなデザインのものが出ます。探してみる楽しみがあるでしょう。色違いのものが手に入ったので作ってみたのが、A です。まるい金銀のシールをつけるとリースに付ける玉飾りのようで華やかになります。バリエーションのように単体II を4 つ折り、単体I と交互にすると立体感が出ます(C)。
 この作品は長方形の紙でも作ることができ、縦横の比率に差をつけると輪投げの輪にもってこいになります。折ったもので輪投げ遊びをすると楽しい雰囲気が広がります。
 本当に簡単に作れる作品ですが、以上のようにいろいろな工夫を加えることも可能です。読者のみなさんもぜひアイディアを出して、お年寄りを楽しませていただきたいと思います。

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◆シンプルユニット Simple unit by Ms.Ayako Kawate
川手章子
シンプルなパーツをくみあわせて、楽しそうな作品となりました。色のくみあわせも楽しんでみてください。(作者)

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◆葉っぱのリースWreath by Ms. Masako FUTAWATARI
二渡 昌子
大小の葉が重なりあって見えるよう工夫しました。色合わせもお楽しみください。(作者)

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◆キャンドルリングRing with a candle by Ms. Masako FUTAWATARI
二渡 昌子
輪になっているので、掛けて飾りやすいキャンドルです。後ろのポケットに小さなキャンディーなど入れられます。(作者)

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◆サンタが来る家 Santa is coming to the house by Ms.Hiromi TAKAGI
髙木 ひろみ

伝承のお家から4面に部屋ができる「4面ハウス」を考えました。サンタクロースのために煙突を作りました。4面ハウス用にマントルピース、窓、ドア、階段などを作りました。4面ハウスだけを折って、「お絵描き」しても楽しいです。(作者)

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◆英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
Lesson 25
Tree Ornament by Ms. Hiromi TAKAGI

クリスマスの飾りのために創作しました。木の先端をひもでつるして飾ってください。緑色の折り紙だけでなく、ポップな柄の千代紙や両面折り紙で折って楽しんでください。(作者)
This model is created as a Christmas decoration. Please string the top of the
tree ornament and hang it. You can fold it not only with a green origami paper
but also with a pop pattern Chiyogami or double-sided origami paper. (Author)

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◆クリスマスブーツのお菓子入れBoot-shaped box by Mr.Hideo Ishibashi
石橋 秀夫

クリスマスブーツは岡田歌子先生の創作された「長ぐつ(立体ブーツ)」に、お菓子入れ袋を入れた作品です。ブーツと袋のサイズ調整がポイントでした。ブーツから取り出した袋を開いて、みんなでお菓子を食べて楽しんで下さい。(作者)

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◆ソリSnow sleigh by Mr. Hideo ISHIBASHI
石橋 秀夫

昨年の『月刊おりがみ』に掲載されたサンタクロースとサンタの袋がピッタリ入るようなソリを折ってみたくて、頑張ってみました。細部が少し面倒かもしれませんが、折ってもらえると嬉しいです。来年はトナカイですね。(作者)

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◆サンタSanta Claus by Mr. Yukihiko MATSUNO
松野 幸彦

『おりがみ484号』で紹介した松野さんの2枚折りのサンタ(写真右)の姿を、1枚で表現した作品です。この作品は指人形にもなります。(編)

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◆プリーツデコレーションPleat decoration by Ms.Ayako Kawate
川手 章子

プリーツが加わった少しにぎやかなユニット作品となりました。飾りとして使っていただけたら、と思います。クリスマスカラーで折ってもよさそうです。(作者)

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◆おってあそぼう!!
貝をコンコンするラッコ 
田口 健司

以前考えた「ラッコ」の応用作品です。貝をうまくコンコン動かすには、軽くつまむように動かすといいと思います。(作者)

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今回の作品の折図は月刊おりがみ2017年11月号 No.507に掲載されております。
月刊おりがみは墨田区にある東京おりがみミュージアム日本折紙協会にて販売しております。
〒130-0004 東京都墨田区本所1-31-5

◆ TEL:03-3625-1161/FAX:03-3625-1162   

◆ E-mail:info@origami-noa.com

 インターネットでも購入できます。
↓以下のリンクからFujisan.co.jpの購入ページに移動いたします。


◆~おりがみ教室とは~◆
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162