東京おりがみミュージアムブログ

浅草から約徒歩10分ほどの、墨田区本所にある日本折紙協内にある小さなおりがみミュージアムのブログです。

柊の葉と鰯の頭 月刊おりがみ

みなさん節分行いましたか?

今回は節分にまつわる柊の葉と鰯の頭のご紹介です。

 

伝承のコップから鰯の頭ができます。柊は1枚の紙から、チクチクした様子 が出せたと思います。15cm角の折り紙を4等分して、7.5cm角で折ると2 作品ともちょうどいいです。魔よけとして今年は柊の葉と鰯の頭を折って みませんか?(作者:青柳 祥子)

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前回に引き続き翻訳を紹介いたします。

今回の翻訳内容は、以下の5ワードをそれぞれ翻訳して見ました。

節分

柊の葉

鰯の頭

 

1、英語

節分→Setsubun
柊→Holly
柊の葉→Hiiragi's leaves google翻訳だとこの場合hiiragiと直訳してしまいました。
鰯→sardine
鰯の頭→Sardine's head

まず英語です。節分はそのままsetsubunなんですね。やっぱり英語のwikipediaにちゃんとsetsubunのページがありました。

Setsubun - Wikipedia

春が始まる前の祝日という内容でした。別の名称でBean-Throwing Festivalとあり、直訳すると豆を投げるお祭りですね。確かにそうなんですがそこまで訳されるとなんだか恥ずかしい気がします。

柊はhollyなんですね。あれ、ホリークリスマスとかホーリークリスマスってあるけどあれって柊なの??って疑問が湧いて調べて見ました。

するとhollyは柊。holyは聖なるという意味。L一つ増えるかどうかなんですね。

ネットで調べるとどっちもありました。

柊のholly Christmasだとクリスマスに見かける柊を使ったリーフが出てきました。

聖なるholy Christmasだといわゆる聖なるクリスマスって感じでした。

ちょっとややこしいですね。

鰯はオイルサーデンなどがありますからみじかな感じですね。

2、中国語

節分→节分 节分よりも節分の方がメジャーのようです。

柊→冬青 冬青は似てるんですが葉っぱに棘がありませんでしあ。wikiで調べると「柊树」と出ました。こっちの方が正しそうです。

柊の葉→冬青叶子 こちらも柊树叶子の方が良さそうです。
鰯→沙丁鱼
鰯の頭→沙丁鱼的头

 

3、韓国語

節分→절분もしくは세쓰분

柊→히 이라기 発音もヒィラギでした。
柊の葉→꽝꽝 나무 잎
鰯→정어리
鰯の頭→정어리의 머리

 

4、フランス語

節分→fin traditionnel de l'hiver 冬の伝統行事的な訳になりました。setsubunの方が良さそうです。
柊→houx
柊の葉→Les feuilles de houx
鰯→sardine
鰯の頭→La tête de la sardine

 

5、スペイン語

節分→final tradicional del invierno 冬の伝統行事的な訳になりました。setsubunの方が良さそうです。
柊→acebo
柊の葉→Hojas de acebo
鰯→sardina
鰯の頭→La cabeza de la sardina

 

以上、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

この作品の折図は月刊おりがみ2017年2月号 No.498に掲載されております。

月刊おりがみは墨田区にある東京おりがみミュージアム日本折紙協会にて販売しております。

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