東京おりがみミュージアムブログ

浅草から約徒歩10分ほどの、墨田区本所にある日本折紙協内にある小さなおりがみミュージアムのブログです。

月刊おりがみ6月号 No.526 特集:雨の季節

特集 雨の季節


◆おりがみ日本むかし話シリーズ
Origami picture of Japanese falk tales made by Ms.Sumiko TACHIBANA

構成・創作 立花澄子

第6話 かえるぼたもち

 6 月は梅雨の季節です。そして梅雨といえば、カエルやカタツムリやアジサイなどが浮かびますが、海外のお話によく登場するカエルも日本昔話では主人公としても脇役としてもあまり出てきません。母子カエルの悲しいお話もありましたが、ちょっと笑える「かえるぼたもち(かえるになったぼたもち)」のお話を選びました。
 お嫁さんにおいしいぼたもちを食べさせたくない、食い意地のはったおばあさんです。これからぼたもちを食べようと座っているので、今までのおじいさんの足を折りこんでしまい、着物を着せました。顔は肌色と灰色の両面折り紙がないので、肌色と灰色の折り紙を裏合わせで折っています。
 カエルは顔だけでいいので増やしてもいいです。目はシールを使いました。囲炉裏は和紙を棒状に切って貼りましたが、折り図では折り紙を額縁状に折って中に灰色を入れる形のものを紹介しています。鍋や釜をつるす自在鉤は細い紙に4等分の折り線を入れてから細く折ることにより、煤竹の雰囲気を出しています。
 鍋の鉉も鉤も細く折って作っていますが、描いてもよいと思います。台紙は今回も大色紙(27cm × 24cm)。色紙の下部に板の間として13cm × 23.8cm の和紙を横8等分の折り線を縦方向に入れたものを貼りました。その上に2cm × 23.8cm の大きさの紙を貼っています。昔は板の間にござを敷いて座っていたのですね。ござは8cm × 10cmの大きさをちぎったものを使いました。(立花澄子)
※おばあさんの着物ともんぺ4 4 4は『522号』P14-15のこぶとりじいさんの着物とはかま4 4 4の図をご覧ください。なお、「かえるぼたもち」のあらすじは、P19のミニ知識の欄に掲載しています。

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◆漢字の六 Kanji( Chinese character) having the meaning of six by Mr. Ko-ich DATE
伊達 光一

漢字の「牛」を見て他の漢字ができるかもと思って創り上げました。⑰は、④まで折ったもう一枚の折り紙で測って折るとよいでしょう。『521号』に掲載された「月」も完成すると「六月」と熟語になります。この六の形のバリエーションで漢字の「大」などがあります。(作者)

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あじさいのお皿 Hydrangea dish by Ms. Noriko SUMIDA
住田 則子

平面のままで飾ってもきれいだなと思いましたが、最後に折りすじをつけたら器になるかなと思いました。指ではじいて回して遊ぶこともできます。(作者)

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◆モーニング Morning coat by Mr. Saburo- KASE
加瀬 三郎

作者の加瀬三郎さん(1926-2008)は全盲の折り紙作家で、折り紙民間外交大使として世界各地を歴訪されました。また、日本折紙協会の理事を務められました。

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◆英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
Lesson43 
Envelope by Mr. Hiroshi KUMASAKA

「紙は折ることで、立たせたり、はさんだりなどとさまざまな機能が生まれます。折り紙はただ形を作るだけでなく、それを生活の中に活かして楽しむようにすると、人の和が広がります」と、作者はよく語られていました。今回紹介した作品の発展した形が「ハートのついた封筒」で、『おりがみ66号』・『おりがみ174号』・ノアブックス『おりがみ傑作選2』などに収録されています。ぜひそちらも折ってみてください。
“Folding a paper allows us to make it stand, insert things inside and create new
functions. Not only making the form of origami but also using and enjoying the
model in everyday life leads to having broader social exchanges among people,”
the author used to say. The developed form of this model is “Envelope with
Heart,” which is contained in “Origami No. 66,” “Origami No.174,” NOA books “Best
selections of origami magazine vol.2” and so on. Please also enjoy folding it.

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◆モダンな壁掛けケースCase by Ms. Ayako KAWATE
川手章子

折り紙の表と裏をいかしたツートンカラーのケースで、ちょっとモダンかな…と思われました。インテリアとして、またガーデニングでお花を植えたりしてもよさそうに思いました。(作者)

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◆トランクSuitcase by Ms. Sho- ko AOYAGI
青柳祥子

のりづけなく組め、蝶ちょうつがい番のような本体で開閉ができる素敵な作品になりました。タント紙くらいの厚みがあり、しっかりして大きめの紙で折れば、いろいろ物が入ります。サイドのポケットも気に入っています。ミウラ折りの地図などを入れてみたらどうでしょう。(作者)

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オナガAzure-winged magpie by Mr. Dokuoutei NAKANO
中野 獨王亭

オナガの特徴である長く美しい尾羽をうまく表現したじゃばら折りが、そのまま前方に向かってボックスプリーツの技法で仕舞い込まれる構造が見事です。左右対称になるように、また、じゃばら折りの幅が均等になるように注意しながら、ていねいに折り進めましょう。

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◆トイレマークToilet pictographs by Mr.Yukihiko MATSUNO
松野 幸彦

改良が間に合わなかったのですが、男女とも⑱(18)から折るよりも、㉑(22)からの足の部分の折りを先に行った方が、まとまりよく仕上がります。(作者)

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◆カワウソOtter by Mr.David BRILL
David BRILL

40年前のこの作品のことはまったくおぼえていませんでしたが、NOAの皆さんに折っていただけたらうれしいです。(作者)

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◆布袋様 Hotei( god of good luck with a potbelly and a cloth bag) by Mr. Eiji TSUCHIDO
土戸 英二

七福神の中で一柱だけ実在していた人物がモデルの布袋様。一番とらえどころがなくて難しかったです。たまたま袋の上に乗っかっている絵を見かけて、この作品ができました。(作者)

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●読者の広場

支部だより

大学病院内ギャラリーと兵庫県民会館講座
のじぎく兵庫支部「神戸国際おりがみ会」(支部長 石橋美奈子) 文:山本孝子/兵庫県


◆京都折り紙コンベンションと支部例会の報告
京都支部「古都折紙倶楽部」支部長 松井佳容子/京都府


◆World Origami Report
西豪州豪日協会 雛まつりイベントでの折り紙デモンストレーション
山本知美(パース/西オーストラリア州


◆高木 智 氏 収蔵資料より
解説 岡村昌夫

 

今回の作品の折図は月刊おりがみ2019年6月号 No.526に掲載されております。
月刊おりがみは墨田区にある東京おりがみミュージアム日本折紙協会にて販売しております。
〒130-0004 東京都墨田区本所1-31-5
◆ TEL:03-3625-1161/FAX:03-3625-1162   
◆ E-mail:info@origami-noa.com
インターネットでも購入できます。
↓以下のリンクからFujisan.co.jpの購入ページに移動いたします。

https://www.fujisan.co.jp/product/1281681367/b/1819270/ap-origamimuseum/

 


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origaminoa.cart.fc2.com/

日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。 

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。 

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。 

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。 

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。 

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。 

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」を東京スカイツリータウン ソラマチイーストヤード5Fで開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト100」を購入し、テキスト掲載の全作品約100点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料3,240円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

月刊おりがみ5月号 No.525 特集:五月のお祝い

特集:五月のお祝い

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◆おりがみ日本むかし話シリーズ
Origami picture of Japanese falk tales made by Ms.Sumiko TACHIBANA
構成:立花 澄子

第5話 金太郎

 5 月はこどもの日がありますね。強い子、元気な子の象徴はやはり金太郎ですね!熊と相撲をとれる子どもなんて見たことありません。熊を見たら死んだふりをしなくては!(笑)
 さて、金太郎の頭は笠原邦彦さんの創作作品に腹がけと体をつけました。体は先月までのおじいさんの体を太らせて使用! 足が細いと思われた方、太くしてもいいですヨ。腹がけは赤と黒の両面折り紙を使いましたが、赤の折り紙で折って上部のフチを黒く塗ってもよいと思います。頭と体は、黒と肌の両面折り紙です。くまは色紙仕様で考えてみましたので裏に耳はありません。ですから向きを変えたい時は、逆(左右対称)折りに折ってください。
 5月らしい雰囲気を出すためにあやめをつけてみました。伝承のチューリップから折った作者不詳の花の中心に黄色の紙を貼っていますが、なくても十分にあやめに見えます。花をなくして葉っぱだけでも、草のように見えて野原の雰囲気が出ると思います。
 台紙の大色紙(27cm × 24cm)には越前和紙を空と野原のイメージで貼ってみました。自由な発想で作ってみてください。(立花澄子)

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◆甲冑
Armor by Mr.Yukihiko MATSUNO
松野 幸彦

同じ大きさの紙2枚で折ったよろいに、立て物付きのかぶとをかぶせました。かぶとは『165号』掲載作品の考え方とほぼ同じ、前横にポケットがあるので、単純なパーツで、伊達政宗風、榊原康政風、黒田長政風 、 伊井直政風 、最上義光風、真田昌幸風など作ってみた中の一つ(伊達政宗風)です。(作者)

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◆鶴のぽち袋vol.II
Crane envelope vol.II by Ms. Minako ISHIBASHI
石橋 美奈子
前に創作した「鶴のぽち袋」のバリエーション です。18cm角の大きさの紙
で折ると、三つ折りのお札がぴったり入ります。(作者)

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◆英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
Lesson42 
Triangular crane Tato- by Ms. Sho-ko AOYAGI

伝承の「角つのこうばこ香箱」をねじるように折ることで、三角づるができました。 裏側にちょっとしたものを入れられます。きちんと立つので、きれいな紙で折って飾ると素敵です。(作者)
You can make a Triangular crane Tato- (envelope) by modifying a
traditional “Tsunoko-bako.” You can insert a small thing on the back
side. It is pleasant to make a nice standing origami crane with a
beautiful piece of paper. (Author)

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カーネーションのインテリア
Carnation ornament by Ms.Masako FUTAWATARI
二渡昌子

しっかりと安定感のあるカーネーションです。いろいろなところに飾って母の日を楽しく演出してください。(作者)

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◆りすとどんぐりSquirrel and acorn by Ms. Sho- ko AOYAGI
青柳祥子

伝承の角香箱からりすと手の部分にちょうど収まる「どんぐり」ができました。どんぐりは右の写真のように違う形のものも作ってみました。(作者)

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◆お花のパーツFlower parts by Ms. Michie TAKAYAMA
髙山 三千江
1枚で作るお花のパーツは「たとう折り」なので、よい香りのものを入れて、文香やサッシェなどとして使えます。同じ大きさの紙8枚でリース、折り方を少し変えて6枚でくす玉、また伝承の箱にぴったりのふたにもなります。いろいろ楽しんでください。(作者)

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八角形の彩りプレートOctagonal colorful plate by Ms.Ayako KAWATE
川手章子

シンプルなパーツを少しはなやかにと思いました。ちょっと見は手の込んだ作品のようですが、実際はそうでもありません。両面おりがみで折ると彩りが楽しめそうです。組み合わせ方は折り図をよく見ていただけたらと思います。(作者)

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◆プレゼントBOX
Gift box by Ms.Ayako KAWATE
川手章子

フタの上部を少し工夫してみました。この中に折り紙作品を入れて、プレゼントしたら良さそうと思いました。比較的スッキリと仕上がったように思われます。いろんな折り紙で折って楽しんでみてくださいね。(作者)

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◆福禄寿、寿老人
Fukurokujyu nad Jyurojin by Mr.Eiji TSUCHIDO
もともとは同じ神様とされる「福禄寿」と「寿老人」です。かぶりものや持ち物が逆になった形もあるようです。(作者)

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◆読者の広場

支部だより

張替亮子先生をお迎えして特別講習会
多摩支部「山鳩」(支部長 瀬田美恵子) 文:元秋功枝/東京都

支部合同勉強会を開催しました
神戸支部「おりがみ かうべ」支部長 柴本厚子/兵庫県


◆みんなの作品展

◆高木 智 氏 収蔵資料より
解説 岡村昌夫
資料8『小笠原流諸式折形雛形』(おがさわらりゅうしょしきおりかたひなが


◆~おりがみ教室とは~◆
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

ゴールデンウィークおりがみワークショップと折り紙販売

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ゴールデンウィークおりがみワークショップと折り紙販売の紹介

おりがみワークショップと折り紙の作品の展示、折り紙の本といろんな折り紙の販売

■ おりがみワークショップと折り紙販売
会 場:東京スカイツリータウンソラマチ イーストタワー5階 産業観光プラザ すみだまち処
日 時:4月26日(金)~5月8日(水) 10:00~18:00
東京スカイツリータウンソラマチは10:00~21:00までとなっております
■ おりがみワークショップ
日 時:4月27日(土)~5月6日(月) 11:00~17:30
ゴールデンウィーク期間中10日間に亘り、東京おりがみミュージアム2階講習室でお馴染みの講師ほか、日本折紙協会認定折紙講師が毎日、様々な作品をレクチャーしてくださいます。
■ 作品展示、折り紙関連書籍・折り紙(用紙)の販売
日 時:4月26日(金)~5月8日(水) 10:00~18:00
折り紙作家、日本折紙協会認定折紙講師が制作した先品を展示します。
折り紙の本と、たくさんの種類の折り紙を販売しますので、ご期待ください。

 

日本折紙協会内ページもご参照ください。

おりがみワークショップ - origami-noa

2019年5月、日本折紙協会2階 定期講習会のご案内

日本折紙協会 2階講習室より5月の講習会のご案内です。 ゴールデンウィーク中はスカイツリータウンで「おりがみワークショップと折り紙販売」も開催しております。 どちらもお気軽にご参加ください! 日本折紙協会内講習会ページも併せてご覧ください。

 

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月刊おりがみ4月号 No.524 特集:明るい春

特集 明るい春

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◆おりがみ日本むかし話シリーズ
Origami picture of Japanese falk tales made by Ms.Sumiko TACHIBANA
構成 立花 澄子

第4 話 桃太郎 Momotaro Peach Boy
4 月は、新学期、そして新しい年度が始まる月。ということで「これからさあ行くぞ!」と出かけて行く桃太郎のお話にしました。桃太郎の体や着物は先月号までのおじいさんと同じですが、新たに羽織を追加し、頭は笠原邦彦さんの桃太郎の頭を少しアレンジして髷
をつけてみました。肌色と黒の両面折り紙を使って折りましたが、肌色の一角におでこ
のハチ巻き部分が出るように白い三角の紙を貼っています。腰にはきびだんごが入っている巾着をつけました。青柳祥子さん創作の「宝袋」(『おりがみ389 号』掲載)です。用紙が小さいので、なくてもよいと思います。旗には「日本一」の文字、台紙の大色紙には春らしく桃色の越前和紙を貼りました。
 初めは右の写真のようにお供の犬(松野幸彦さん創作。先月号掲載作品)と猿(北村惠司さん創作)ときじ(サミュエル・ランドレットさん創作)を連れた構成で作成したの
ですが、桃太郎と空を飛んでいるきじだけで作って見ました。どうしてもお供はイヌ、サル、キジ、そろっていないと!
と思われる方は、ぜひ工夫してみてください。(立花澄子)

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きじ Pheasant by Mr.Samuel RANDLETT
創作:Samuel RANDLETT

旗さしもの 創作:笠原 邦彦
桃太郎  原作:笠原 邦彦
巾着 創作:青柳 祥子


◆漢字の明 Kanji
伊達 光一

漢字の「日」と『521号』に掲載した「月」を合わせて「明」を創作しました。旧作がありましたが2画目と5画目がくっついていて、欠けた
「用」に見えてしまうので、それを修正しました。今年度はいつもより明るく前向きに進んでいきましょう!(作者)

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◆ハートの手まりと四つ葉のクローバーの手まりHeart ball and Four-leafed clover by Mr. Manabu ICHIKAWA
市川 学

『おりがみ519号』で掲載の「手まり」のバリエーション作品です。四つ葉のクローバーは茎の部分を出してみました。のりづけしなくても組めます。(作者)

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◆葉つきのバラRose with leaves by Ms. Masako FUTAWATARI
二渡 昌子

以前、茎と葉のついたプリンセスローズを投稿しましたが、折り方に無理があったので、今回なるべくカンタンに折れるバラをと作りました。⑳で開きかえると、ぶあつくなってしまうので微調整しながら折ってください。(作者)

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◆おってあそぼう!!
パンダの指人形 金子 玲子

上野動物園で大人気のジャイアントパンダ「シャンシャン」を折り紙で遊ぶには?と考えていたところ、指人形を思いつきました。(作者)

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◆園児Kindergarten child by Ms. Michie TAKAYAMA
髙山 三千江

園服を着たかわいらしい幼稚園・保育園児です。写真の作品は髪は切ったものを貼り、顔にも肌の色を貼り合わせましたが、そのまま描いてもいいと思います。バッグも工夫して作って見てくださいね。(作者)

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◆チューリップ Tulip by Ms. Tomoko MIZUSHIMA
水島 朋子

花の部分と、葉の部分を、できるだけ同じ折り方でできあがるように考えて
みました。(作者)

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◆ジョウロWatering pot by Ms.Sho- ko AOYAGI
青柳祥子

伝承作品のお駕かご籠、折ったことがあまりなかったのですが、じーっと見ているとじょうろに見えたので作ってみました。蓮はすぐち口が気に入っています。『おりがみ4か国語テキスト100』は、発見が一杯です。皆さんもどんどん活用しましょう。(作者)

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◆英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
Lesson41 
Ono-ono-tsunagi box by Ms. Ayako KAWATE

オノオノツナギケース 
川手 章子

伝承の箱からの発展作品です。 同じ大きさの紙で折ります。オノオノのケースに何を入れようかなと楽しみながら折ってみました。立てて置くこともできます。単体を5個組んで、真ん中が五角形の形のものをできあがりとしましたが、2個、3個、4個、5個…、いろいろと組んで遊んでください。(作者)
This model comes from the model of a traditional box. You can fold each box with the same size of paper. I enjoy folding these Ono-ono-tsunagi boxes while imagining what to put in them. You can make them stand upright. I used five boxes to have the shape of a pentagon in the middle. Please enjoy connecting 2, 3, 4, 5 boxes or even more.(Author)

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◆弁財天
Saraswati(God o f wealth, music,eloquence and water) by Mr. Eiji TSUCHIDO
土戸英二

七福神の中で一人だけの女性の神様です。琵びわ琶は頭と体を15cm角の紙で折ったとき、7.5cm角としましたが、細かいところがあるので10cm角で折ってもよいと思います。好みで右図のように羽衣をつけてもよいでしょう。(作者)

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支部だより
川崎敏和先生の講習会
讃岐支部「さぬき折り紙会」支部長 香西康子/香川県

信濃支部りんどう作品展報告
信濃支部「りんどう」(支部長 成田光昭)文:西さいおんじ園寺桔ききょう梗/長野県

◆読者の広場

◆World Origami Report
Oritai Exhibition 2018 レポート
明日仁見(インド・ニューデリー/Oritai 隊長)

◆高木 智 氏 収蔵資料より
解説 岡村昌夫

【資料7】「森脇家旧蔵おりがみ資料群」(もりわきけきゅうぞうおりがみしりょうぐん)

 
今回の作品の折図は月刊おりがみ2019年4月号 No.524に掲載されております。
月刊おりがみは墨田区にある東京おりがみミュージアム日本折紙協会にて販売しております。
〒130-0004 東京都墨田区本所1-31-5
◆ TEL:03-3625-1161/FAX:03-3625-1162   
◆ E-mail:info@origami-noa.com
インターネットでも購入できます。
↓以下のリンクからFujisan.co.jpの購入ページに移動いたします。

www.fujisan.co.jp



協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origaminoa.cart.fc2.com/

日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。 

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。 

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。 

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。 

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。 

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。 

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」を東京スカイツリータウン ソラマチイーストヤード5Fで開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト100」を購入し、テキスト掲載の全作品約100点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料3,240円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。